日本の経済が今後どうなるかは難しい話ではないよね

日本の経済が今後どうなるか?
予測できない&誰にもわからないと言うほど、難しくはないと思うのですが・・・。

 

ぱっと読み

1.先進国の経済成長の方向性は人口動態と生産性で決まる

2.人口動態も生産性も悪いのだから社会保証が維持できなくなるのは必然

3.株価はそれを織り込んでいるので、上昇はする

 

 

 

低成長は続く

経済成長は、生産性と労働人口の影響が1:1で決まります。

まず誤差みたいなことを議論するのではなく、これだけを押さえればだいたい結論は出るわけです。

この1:1の影響力で言えば、通常の先進国なら生産性を多少あげたぐらいで人口減のマイナスを補うことはできません。

労働人口を補うためには、女性の雇用促進、定年年齢の引き上げ、移民の受け入れしかありません。出生率対策はコストに対し結果があまり伴わない上に、効果がでるまで15年もかかるので、あまり期待しすぎてはいけないです。

つまり、労働人口が減るのに、移民を受け入れようとしていないのですから、低成長が基本路線です。

移民を受け入れる賢さが必要な時代

 

 

 

生産性すら負ける

生産性の面でも実はお先真っ暗です。
極めて時代遅れにもかかわらず、既得権を守ろうと盲信し、イノベーションを生み出す必要性を経営者が十分感じていません。新しい時代を見据えて今すぐ動かないと日本は苦しくなります。

そのわかりやすい例が、先日のセブンペイの中止でした。

セブンペイと世界の電子マネーのユニコーンとでは、技術レベルがケタ違いです。セブンペイが撤退したのは無理もない状況でした。例えばPaytmは1秒で1000回のルール更新をします。イベントでセブンを笑っていましたが、2000%の成長をしているのは伊達じゃありません。笑えるのは実力の差です。

77倍の成長をしているトコペディア、2年で96倍のOYO、こういうとてつもない生産性を実現しているユニコーンが次々と生まれていますが、日本にはまるでありません。

セブンペイの件は、一流の企業が世界のユニコーンと同じ土俵で戦えなくなるという象徴的な事例でした。

 

 

 

農業だってそのうち駆逐される

安全で美味しい自慢の農業だってもう世界には太刀打ちできなくなります。

無農薬の水だけの環境で、通常の350倍の収穫性を実現する企業まで世界には生まれています。

Plantyという企業です。

 

彼らは、160万のデータポイントを設定し、それをAIが最適化し、より美味しい物を大量に収穫しています。

日本はあまりにも長い間、成長が乏しい業種を守りすぎました。間違いなくこのままでは、生産性すら世界レベルには到底太刀打ちできない時代がやってきます。

競争から隔離してきた代償は、やがて国民に降り掛かってきます。
社会保障の受給者が増え、納税効率が落ちるのですから、社会保障の維持が厳しくなるのは必然です。

 

 

 

株価は少しづつ上昇する

ただし、外国人労働者の受け入れや、AIの破壊力に気がつく人も増えてきたので、状況を変えようと言う予兆はります。

特に株価は、日本の人口減などを織り込んで今の価格なので、それを踏まえて世界経済を追うように株は少しづつ上昇するとは思います。(例えば米国が50%上昇したら日本は25%みたいに)

世界の大学基金や年金などは、こういう経済の基礎的なファンダメンタルズを重視する本当の長期投資家集団なので、人口動態やイノベーションへの政府の姿勢が変わるのであれば普通に資金は流れ込んでくると思います。