3.価格を追わない

孫正義さんが以前、四半期決算で言ってました。
「こんな数字なんてどうでもいいんです!」

私も全く同感!
経常利益がどうとか、営業キャシュがどうとか、んなものはどーでもいい!

 

 

価格を追いかけていると価値はわからない

 

株価は、売り(ベア)と買い(ブル)の握手ですか?

 

私は違うと思います。
100円の利益になる実を、年間100個実らせる木があるとします。あなたはその木を1万円で売りますか?100万円で買いますか?

 

そこにブルとベアはいませんね。

 

ブルとベアの握手は、ただの事務処理です。
そこにブルとベアがいる理由にはなりません。

 

ブルとベアがそこにいる理由は、生み出す富に帰結します。

 

株はトレンドではないですよ。
↑これ、大半の投資家が理解してません。

 

本質的な価値に目を向けないと、いつまでも相場のさざ波に振り回され、自分が買うべき価格が見えません。

 

 

生み出す富が2倍になれば株価は2倍になる

 

1つ100円の利益になる実を年間100個、計1万円分実らせる木が、10万円で売っています。

 

PER10倍のこの木で稼ぐAとBがいました。

 

Aは毎年の儲けを全て分配、10年後に時価総額10万円+分配合計10万円を生み出しました。
Bは分配を出さず、10年後にもう一本買いました。

 

もう一本買って年間200個売れるようになったBは、PERが同じなら時価総額20万円、つまり株価は2倍になったのです。

 

インカムゲインとキャピタルゲインを分ける意味はないんです。株価は、生み出す富、企業の本質的価値に回帰します。

 

さらに続ければ、BはAを超えます。
事実、高配当銘柄は、市場平均より時価総額の伸びは低い傾向があります。

 

 

些細な情報に拘らない

総合的に判断し見えてくる将来のフリーキャッシュ、それが企業の本質的な価値です。

 

だからトレンドなんか見なくていい。

 

本当の価値は、経常利益がどうとか、ROEがどうとか、純利益がどうとか、そんな些細なものでは見えないのだから。そもそもスクリーニングで数字がなん%とかやってる人も、その基準が本当に有効か多くはわかってないです。

 

わかっていない大衆の売買が、わかってないトレンドを作って、それ追いかける自信の盲信、これなんですか?

 

見え透いた数字に出てくるときには、本物の投資家はとっくに仕込んでいます。
※例 経常利益○○%成長で急騰なんて言う前に、とっくに減価償却費は年々増えていますよね!!?

 

価格ではなく企業の価値をみようとすれば、見えない資産価値の推移がチャートにくっきり見えてくる。だから価格を追わない長期投資家は営業利益マイナス7600%でも、PER80倍でも、強いと思えば躊躇なく買える。

 

例えば最初に紹介した孫正義さんが2017年9月にビジョンファンドから5億5000万ドル投資した衆安在線財産保険、営業利益はこの年の実績でマイナス、なんと7629%でした。その後上場し、現在約3倍になっています。そして今も売上が年70%の勢いで上昇しています。

 

目を凝らして、本物の価値の推移を探す、そして今の価格が安いと思うなら買う。

 

投資なんてそれだけのこと。
※インデックスファンドも考え方は同じです。ただし国別の経済成長性は、より複雑なのでいずれまた。

 

 

Posted by みっかいち